つながる Hotel
あとがき
「つながるホテル」を考え始めた時のこと。その規模があまりにも大きく、抽象的で、自分でも明確にイメージできていない部分もあった。そんな状態では、見てくださる方に、想いや概要を正確に伝え切ることが難しい…そう思い、どうしたものかと随分と迷う。
それでも、「まずはやってみよう!」そう思って、スタートを切る。そして、第一弾のストーリー公開時は、やはり思うように全体像を伝えきれない、第二弾のビジュアル編でも、解りずらさ、モヤモヤとした気持ちが残る状態での公開となった。
だからこそ、第三弾の商品開発では、『より明確に、イメージしやすいモノにまで落とし込みたい』そんな想いを胸に、身近なレベルの体験や商品開発を行うことにした。
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毎回思う事だが、この段階が一番面白い。「あったらいいな」からスタートしたプロジェクトの断片が、ほんの小さくとも形になって、手に取って見えるモノが生まれる。
無心になって手を動かし、頭ではなく感覚を頼りに進めていくと、自分が思ってもいなかったものが出来たり、奇跡的な瞬間に巡り合う事がある。今回は、トマト農家の宮田さんに成り切って、「宮田さんだったらどんな料理をどんな風に作るかな?」と想像し、いつもなら決してやらない料理方法にトライ。豪快にトマトを丸々入れる時はドキドキとワクワクが入り交じった何とも言えない気分を味わう。作ったこともないトマトのキャラメリーゼは、自分でもびっくりするほど美味しい一品に。そんな楽しい挑戦の機会を、自分に与えてあげられた事がとても嬉しい。
更には、商品ができたからには、もう少し先のステップも進めるはず、そんな気持ちになってくる。
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このプロジェクトの続き。
世界でも非常に高い森林率を誇る日本。国土の7割とも言われているにも関わらず、その自然や土やを触る生活から随分と離れてしまっている。『もっと身近に安心して、自然と繋がり、その土地の人達と緩やか繋がれるキッカケづくりを_』その想いにより磨きをかけ、伝わりやすい形に変えて、しっかりと実現レベルに落とし込みながら、更なる可能性へと育てていきます。
そんな想いに共感してくださる方、続きを知りたいと思われる方は、是非
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